♪ハンバーガー♪いろいろ美味しく２♪

こんばんは。宇留賀瑞穂です。

ハンバーガーの話、続きです。

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A＆Wともうひとつ、国際通りにあったお店、
ビックモンハンバーガー。

割安で味も好みでした♪
私はここのハンバーガーと
スパゲティが好きで
高校時代友達と食べに行きました。

テレビでアメリカＣMそのまま出てる。
縛られ囲まれたカウボーイ風の男……

インディアンたちが
「何カ言イ残スコトハ無イカ！」

男「ビックモンのハンバーガーが食べたい！」
…そして皆で、食べながら踊ってる～

あの味、ビックモン、私も食べた～い！

ええと、

オバアに一回だけ、ビックモンハンバーガーを買ったことがありました。

興味津々で包み紙をあけたオバアは、
黙ってハンバーガーのパンをパカッと開いて、指でつまみハンバーグをめくって、

おもむろにソースや具を観察し、
またもと通りパンでふたをなさいました(笑)

包丁で４等分して一緒にいただきました♪

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ハンバーガー。剛の者がおられました。
めいちゃんおばさん。オバアの長女さんです。

めいちゃんおばさんがある日、友達と国際通りに買い物に出かけました。

夕方にぎわうバス停でバスを待ちます。
通りはお決まりの交通渋滞。

この那覇市内のバス、
まず絶対に、じぇったいに、時刻通りには来ません。
誰も時刻表を見ませんし、私も見たことがありません。

またこれも何の掟なのか？
当時の那覇のバス停では誰も並びません。
並ぶ必要性があまりないのです。

いつもバス停には人混みがあり、
バスが来るといつも、当たり前のようにわーっと集まり、するするするりと、何事もなくたちまちスムーズにバスに乗り込めてしまいます。

さて、バス待ちのめいちゃんおばさんとお友達は少々お腹がすいてきました。
二人の後ろに、新装開店のハンバーガー屋さん。お客様で一杯。

「ねえ、ハンバーガー、食べたことある？」
「まだないよ～」
「私もよ。ちょっとお腹すいてない？」

二人は目を合わせました。
「そうねー、ちょっとすいてきたわね」
「ハンバーガー買って、半分こーして食べようか」
「半分ずつなら、小腹にちょうど良いね！」

めいちゃんおばさんとお友達は、
初めて買った一個のハンバーガーを、
ワクワクしながらふたりで片端づつを持って、
エイッッッとちぎって半分こ、………ムリ！そんなの無茶！

「キャー！」「なにこれ！キャー！」

たちまちハンバーガーの中から、スライスオニオンが、ピクルスが、ケチャップが、はみ出すはみ出す、どうしてくれる❗️

国際大通りのバス停で、キャーキャー言いながら、一体どうやって「半分こ」したのでしょうかおばさんたち……

めいちゃんおばさん・談
「あの時はもう、大変なことになったと思ったわ。ウハハハハハ、ウハ♪」

(注・めいちゃんおばさんの笑いは"ウハハハハハ"。常に"ハ"は五回。語尾に必ずおまけの"ウハ"が付く)

居合わせなくて本当に良かったー…と内心思いながら、私は「もしかしたら…」寒気のようなものを感じながら、やはりどうしても聞きたくなり質問しました。

私「めいちゃんおばさん…ハンバーガー美味しかった？」

めいちゃんおばさん「そう、そうよ！このハンバーガーが、びっくりした。想像よりずっとずっと美味しくてね！」

(^_^;)

私「……美味しかったでしょ、ね！……(汗)」

めいちゃんおばさんは弾んだ声で
「だからさ！二人で半分ずつ食べて、バスを待ってるうちに、また食べたくなって

✨ねえ、美味しかったね、もう一回半分こしよう！✨
✨賛成！✨

それで、また一個注文して、バス停で二人で半分こーしたのよ～～✨」

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……それなら最初から一個ずつ買っても良かったのではないでしょうか(＿＿*)Ｚｚｚ