みゃーくふつで「急かされる」ときはどんな言葉?

おはようございます。宇留賀瑞穂です。



今日は全国的に少し
寒さが和らいでるそうですね。



ぬふーぬふ(ぬくぬく)な部屋で、
この記事を書いています。



みゃーくふつ。
今日も思いつくままちょこちょこ。
長々かも。



………………………………


急かされるときに聞いたことば。



オバアが「急ぎなさい、早く」と
何かしら催促するときの言葉が、どうやら
3種類あったようです。


すべて、標準語ではなくみゃーくふつです。



①「ぷっじ!」


②「じゃみき!」


③「ぴゃーぴゃーてぃーしーるら!」




(*´`*) (°Д°)




意味わかりますか?
フツー、フツーにわからないですよね。



私も正直なところ、自分の記憶でしか、
推察できないところがあります。



宮古語も含めて、琉球弧の言語研究の資料を
手近なものから集めて調べると、
さぞ面白いと思います。
(将来の楽しみにとっておこう◎)



では、はてな??満載の推論であることを
おことわりしたうえで、以下書いてみます。



①…ぷっじ は「~だから早く~しなさい」かな?



例・「怠けず早く"宿題を済ませ"なさい」

「忘れずに早く"電話をかけ"なさい」

「見たいから早く"箱を開け"なさい」

「時間ないよ早く"買い物に出かけ"なさい」

「あまり迷わずに早く"メニューの注文を決め"なさい」


そういえば日常会話でよく耳にした「ぷっじ」
応用範囲が広く、便利な言葉のようです。






②…じゃみき は「走って急げ!」🏃🏃🏃🏃🏃


例・あっ今日はお店6時閉店だ、あっ5分前だ!
「じゃみき!」

体操着忘れ家に引き返した、遅刻ギリギリ!
オバアの一喝!「じゃみき!!」


空港への一本道、何か知らんが渋滞!
ついにタクシー降りて走る!
「じゃみき!!!」



ハアハアハア…(;><)



そうでした思い出した…じゃみきは、こんな感じ
ひたすら、走るイメージ……ハアフウ、ハアフウ



③…ぴゃーぴゃーてぃーしーるら は
長くなりそう。



直訳しますと、「早々としなさい(よ)」


ここで、語尾の「ら」の詳細をご説明します。


しーるらの、「ら」は、
おそらく、おそらくです、
身内やごく親しい関係での、
目上の者(未成年も含めて)が、目下の者(大人も含めて)に対して、語尾につける語です。



例・オバアが「孫の手持ちくー」(孫の手持ってきてー)と
まっちゃんおばさんや私に言う時
「孫の手持ちくーら」と言うのは、アリです。


オバアが「ふぁいら🎵」(食べなさい🎵)と、
ひ孫にお菓子をあげるのも、アリです。


ですが、たまにあう親戚の家の
小さい子供さんには、お菓子あげるときに
「ふぁいら」とは、言いません。


(よその子には「ふぁい」(食べなさい)でさえ、
言いにくいかも。

標準語で「食べなさい」かな?)



語尾の「ら」の考察ひとつで、
えらい長文になってしまいました。
話を戻します。



「ぴゃーぴゃーてぃーしーるら!」を思うとき
見えてくる風景が、その意味を雄弁に語ります。
それは子供の頃。毎朝の風景。



オバアの声。「うきるら!(起きなさい!)」


Zzzz……


オバア「あがんにゃにぶだりがま、うきるら!」
(あーもう寝坊者、起きろ!)


むにゃむにゃ……わっこんな時間だ、起きます~


「ちょうずゆつかいらー」(顔を洗いなさい)


皆で朝ごはんを囲んで「ふぁいら、ふぁいら!」


そして準備、着替え、「ぷっじ、ぷっじ」


……ボーッとしてると、オバアの声!


「ぴゃーぴゃーてぃーしーるら!」


ランドセル背負って、靴はいて、


「いってまいりまーす」


オバア「くるまに気をつけてー」←優しく標準語で



そして、体操着取りに引き返す。


「じゃみき‼️」


🏃🏃🏃🏃🏃



……………………



どうやら「ぷっじ」も、「じゃみき」も、


そして「ぴゃーぴゃーてぃーしーるら」も、


家庭の日常ならではの
みゃーくふつのようです。



オバアに最も沢山言われたのはやっぱり、
「ぴゃーぴゃーてぃーしーるら!!!」かなあ。


それも毎日、毎朝だった気がする。
オバアありがとう🎵