オバアが歌う替え歌2♪

こんにちは。砂川瑞穂です。


いかがお過ごしでしょうか。


こちらはしとしと、すすきも萩も


秋雨にしっとりそぼ濡れています。


眠たくなりそうです(/0 ̄)


……………………………………


ねむねむ。


ふああ~


沖縄方言では、眠たがりやさんを


「にーぶやー」と言います。


前にも書いたかも……いまも寝ぼけてますねー


みゃーくふつ(宮古島方言)、
オバアの声が頭のなかで聴こえます。


「はいっ!にぶだりがま!うきるら!」
(直訳・ねえっ!眠りだれちゃん!起きなさい!…変な訳です)


あと五分ーー布団だーいすき!学校やだー!


困った孫です。
一度も「みすりかぎさ」(目覚めがきれい!)と
言われた事がないです(笑)



……………………………………



昼のんびりオバアが座ってると、
よく窓から黒猫が入ってきたものです。


(昔は猫の飼い方は、主に外飼いでした)


この猫は目鼻立ちモッタリ、
体型も動きもモッタリ、


他の猫が来ても怒りもしない、
餌を取られても自分がトコトコ逃げる。
あとで残りを食べて満足。


胴長短足で滅多に走らないどんくさい猫です←←←書いてて気づく、まるで自分だわ😅


猫は時々オバアの座布団の脇にやってきて
ゴロリンと横になり、尻尾をくるんと丸め
呑気な顔でくつろいでました。


ある日オバアが、猫に歌を歌ってました。


メロディは「ほたるの光」です。


♪♪♪♪♪


みーずーぎーかりゃまいー、つむかーぎーちゃーやいばー♪


(ブサイクであっても、心美しい者だからー♪)


ぴとぅかりゃーまい、かわいーがられ、あたらっささーれーうぅー♪


(人からもかわいがられ、大事にされているー♪)





おおー、意訳できたー\(⌒0⌒)/





聞いた私はその時言った気がします。


「オバアすごい、いま替え歌作ったの?」


オバアは黙ってニコニコ、あごを前にまっすぐ突き出しました。


(このあご突き出しポーズ、「はーい」「そうよー」「りょうかーい」等という意味で、オバアが使ってました。)


(あれ?もしかして、みやこの人は普通に、このあご突き出しポーズしてるのかな?


いつか宮古島行ったら聞いてみましょう)


…………………………………


この替え歌自分でも気に入ったのか、
なつく心優しい黒猫をほめてたのか、
オバアは時々
猫に聞かせて笑ってました。



前の記事「夕空晴れて」も、
この「ほたるの光」も、スコットランド民謡ですね。


オバアの小学校のころ授業で先生が教えてくれたのかな?


替え歌の途中にさらりと標準語が入ってるのが面白いです♪


あれから三十数年。
ラカンになった孫です。
思い出しながら歌うと、胸のなかがじんわり温かくなりますよ。オバア。