沖縄のお話し。密航?しようとした中学生3人は
こんにちは、宇留賀瑞穂です。
いかがお過ごしですか。
朝か昼か夕方か、よくわからない、
おなじみのこの季節です。
例年よりかなり早く梅雨入りとか、
長期予報では何たらかんたらとか、
はい。お空におまかせします。
ちょっと思い出したので書いてみたいこと。
私の小4~小5の頃に臨時教師でしてくださった先生が、話してくれた「実話…らしい」話をしましょう。
細面メガネの若い女の先生。優しくてさっぱりしてて好きな先生です。
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復帰のだいぶ以前(1960年代?)
那覇の男子中学生3人が、
「船に乗って内地(日本本土)に行ってみたいなあー、
船に乗れば行けるんじゃないのか!?」と
イケイケ、ゴーゴー、
無賃乗船で、東京行きの船に乗りました。
そして、やっぱり東京港で見つかって、あっさり捕まってしまいました。
(なんだか中二病♪♪♪)
純朴な3人は夢やぶれしょんぼり反省 (_ _)
部屋に入り警察官の前に並びました。
昔の警察官は、性格はともかく声色は
怖さ2倍増しかも(笑)
ゴメンナサイ (_ _) (_ _) (_ _) (`_´#)
内地の、東京の、警察官は、こわそうな顔で、
一人一人を覗きながらコツコツ靴音を立て部屋を回ります。
そしてこわい声で、ひとりの少年に言いました。
警察官「おい、おまえの名前は?」
少年○「…………」
警察官「名前は!!」
少年「お、おんなです」
警察官「おんな?……ふざけるな!お前、男だろ!」
少年「おんな、おんなです」
ひっしなまじめな顔の少年をみて警察官は
「うーむ、もういい。次、おまえの名前は?」
少年△「なかまです!」
警察官「仲間!?仲間なのは分かってる。名前は?」
少年△「だから、なかまです」
警察官「仲間だから、3人で乗ったんだろう!そんなこと言わなくてもわかってる。名前を言いなさい」
少年△「………なかま」
警察官「………またあとで聞く、……お前は?」
少年□「…………」
(3人、うつむきながらも、ちらちら顔を見合わす)
警察官「…………名前は?」
少年□「………………なかよしです」
警察官「…………ん、…………うーむ、………………
…………お前たち(笑)お腹空いたろう?」
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先生のおはなしはここまで。
ここからは、私の想像
………………………
こうして
恩納くん、仲間くん、仲吉くんの3人は、
美味しい?ご飯を食べて、おまわりさんにこってり油を絞られ、励まされ、
首がいたくなるくらい、こくこくうなずいて、船で沖縄に帰りましたとさ☀️
✨三日間豪華✨きらきら✨クルージング✨
そしてもちろん、親からも先生からも、たーっぷりと叱られましたとさ☀️
良かったね🌺今ではきっと一生の思い出だ🌺