それから、食べた、足◯◯◯
こんばんは。宇留賀瑞穂です。
今日ものろのろ運転ブログに
お越しくださり、有難うございます。
さて前回の続きを。
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どこも具合わるくない、だけど
なんとなーく元気ない祖母。
にーの提案は、
「何か祖母の喜びそうなもの(&身体にも良いもの)をチョイスして、
積極的にブームに誘導する!」
その手がありましたか。
早速いろいろ思いを巡らせました。
そして試しました。
その頃私は、人生の模索中で
仕分けやビラ配りの単発バイトとか
短い時間の事務パート等を、
週3~4回位勤務してたと記憶しています。
「ただいまーオバア」「お帰りー」
オバアは、大相撲見終わって
籐の枕で横になってました。
「♪♪♪オバア、足テビチ食べたくないかー🎵」
「足?あったら食べたいねー」
オバアは那覇市の公設市場の
二階食堂足テビチが好物で、
一緒に出かけたとき、よく立ち寄りました。
(オバアと孫して、足テビチ大根コンブ厚揚げたっぷりのおでんを、"ガウガウ"と食べてました)
("ガウガウ"とは。「パクパク」の意味。
食欲不振や偏食を蹴散らす語感)
「ジャーン、はい!足でございます」
温めてどんぶりに移したら、
匂いに反応した祖母はパッと目を開き
「あはー、だいず。(ははあ、大変だ。)
まさに、正真正銘の、足やー」→→
→→→怖い会話です。
(オバアの会話の特徴は、宮古島の言葉と標準語を、その場に応じて自在にブレンドする技術です。)
続きます。