いつだったかオバアに質問した
こんばんは。宇留賀瑞穂です。
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いつだったか、オバアに
宮古島の海は、世界有数の美しい海だって と
話したら、
「そうね?」と言われました。
しばらく思い出すように窓の外に目をやり、
オバアの言ったことばは、
「そうかねー、ふーん、そうかもしらんね。」
でした。
毎日見てると、慣れてわからないのかも。
でもオバアはよく、夕焼けを見て
「きれいねー」と感嘆してましたよ。
あの空、あの海を見て育って、
オバアはりっぱな「オバア」になったんだよね。
きれいな瞳のオバアに。
そうしたら多分
「オバアも、最初からオバアだったわけではないよ、アハハハー!」と笑うでしょうねー。
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オバアの黒い大きな瞳を私はおぼえています。
まつげは濃く長く、
所々に白いまつげもありました。
瞳は、きちっと黒くて、
虹彩は琥珀のような不思議な色で、
澄んだ光をたたえていました。
そして、イヒッといたずらっぽく笑うときの目。
いたずらやジョークの宝庫の目。
好奇心にくるくる動く瞳。
好奇心旺盛。
オバアの話じゃないみたい(笑)
これは子孫みんなに、
しっっっかりと、受け継がれています。
(;´=`)(;´Д`)ヨカッタネ、オバア♪(´▽`;))