都会の片隅で宮古島を垣間見る

こんにちは。宇留賀瑞穂です。


今日の記事は


渋谷に沖縄や宮古に関わるお店があったとか


そういうんじゃなく


ふとしたとき、見えたものです。




人込みのなか、素敵な着こなしを見つけた時。
談笑する女性の
着物をアレンジし、洋風かつシックなスタイル


あの着物、あの繊細な光沢



宮古上布かも知れない・・
みればみるほど・・





またある日は
売り場で若い店員さんがとても親切で


満足な買い物が出来て


それにも増して……この優しい空気は?


店員さんの名札を見て、
「あっ」と言いそうに



「大浦」さん



お釣り受け取りながら
あのう、すみません、おおうらさまは、み、みやこじま、……


色白の店員は、いえお嬢さんは顔を赤らめて
「えっ、あっ、はっ、はい、そうなんです。父が宮古島の生まれで…」


私もね~祖母がみやこの人なのよ~


お嬢さんは奥二重の目を丸くして、
人懐こい表情になり


「えっ、あっ、そうなんです…ね!
宮古はいいですよね、お盆に、親戚で集まりました。ほんっと良いところですよね!」



色白な首すじや腕に、祖母の面影がよぎり
ちょっと慌てて涙こらえて、
標準語できちんとお礼しました。


愛情いっぱいに育ったお嬢さん
お父さんお母さんに話してくれたかな?




他にも、洲鎌さん、友利さん、宮国さん、砂川さん、仲宗根さん、下地さん、国吉さん、国仲さん、山里さん、などなど。


本島にも八重山にもあるけれど、
比較的宮古に多い名字です。



郷愁はふとした時
あちらこちらに