ちばりよー(ふつうの那覇方言)はよく聞いた、しかして、祖母は?
こんにちは。
宇留賀瑞穂です。
今日は、よく知られている(気がする)
沖縄の言葉から
ちばりよー です。
子供の頃からふつうに、
那覇で聞けた方言でした。
ドラマ「ちゅらさん」で
主人公エリーのおばあ(平良とみさん演じる)が
ちばりよー、エリー! と
国仲涼子演じる孫のエリーを応援してました。
ちばりよー は がんばれーと同義語です。
「気張れ」(きばれ)から、
ちばれ、ちばりよーと
変化したと、どこかの本で読みました。
運動会で聞いた記憶があります。
印象に残る言葉です。
さて、同じ意味でわが祖母が発する言葉は、
みゃーく(宮古島)の言葉は、
これも、力こもった言葉でしたね。
「わいてぃーどー」でした。
「わいてぃーどー!」「わいてぃーどー!!」
わいっとだよー! という感じ。
わい、のあとに「っ」が、無声音で発され、
この「わい」という語感に命を吹き込んでいます。
子供の頃
玉ねぎとかじゃがいもとか
重いものが入った網袋を
祖母が箱から持ち上げようとするのを見て
4年生位の私が側で「あたしやる!」
黙って祖母が綱を渡す
引っ張ると、しまったこれ無理だ!
米袋(10㎏)位はある!
手が滑りそうになりながら
真っ赤な顔して持ち上げようとする私に
「わいっ」と持ちなさい!
(ギュッと持ちなさい!)という意味の
方言を放つ。
全部の文を覚えてないですね…その方言
しかし、「わいっ」だけは
耳の奥に活きてました。
「わいっ」とは、五本の指と掌で
しっかり掴むさまを現している、
生命力に満ちる言葉と
感じます。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
皆様、どうぞお身体を大切に。
大切な人を胸に。
今日も1日、わいてぃーどーー